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一般的な歯科診療
虫歯も歯周病も自然によくなることはなく、放っておくとどんどん進行していきます。最悪の場合は歯を失うことになるので、早期発見・早期治療を心がけましょう。冷たいもの、甘いものがしみたら・・・
虫歯の疑いがあり、歯を磨いて血が出たり歯茎が腫れたりしていたら歯周病の疑いがあります。
どちらの病気もかかったばかりの頃は自覚症状がほとんどありません。そのため発見が遅れてしまい、病気の進行を許してしまったというケースも多々あります。
近年、歯周病と糖尿病とが互いに関係していることが明らかになってきました。二つの病気は相互に悪影響を及ぼしてしまう反面、歯周病を治療すれば血糖値も改善することがあることも分かってきています。症状がないからといって油断せず、しっかりお口の健康管理を行いましょう。
小児歯科
虫歯などで乳歯を失うと、永久歯への生え変わりがうまくいかないことがあります。それでいて乳歯は永久歯と比べて虫歯にかかりやすいので、しっかり管理してあげる必要があるのです。「どうせ抜けてしまうから」と軽く考えず・・・・
小さい頃からきちんとメンテナンスをしていきましょう。
お子さまが歯科医院に対して「痛い」「怖い」というイメージを持ってしまうと、その後の通院がスムーズにできなくなります。そこで当院は痛みの少ない治療を心がけつつ、治療機材で犬やウサギなどのバルーンアートをつくってみせて「怖くない」ことを伝えています。
また、鼻呼吸ができず、口で呼吸をする子供たちが多いことをご存じでしょうか。口呼吸は口臭や虫歯の原因になるだけでなく、歯並びにも悪い影響を与えることがあります。そのため当院は鼻呼吸を身につけるためのトレーニングも行っています。こちらのトレーニングにかかる期間は5〜8ヶ月ほどです。
当院はその他にも歯磨き指導、フッ素の塗布、奥歯を磨きやすくするシーラントなど、さまざまな予防措置をご用意しております。
小児矯正
小児矯正はできるだけ乳歯のうちから口腔機能を正常に機能させることにより、抜歯をしたワイヤー矯正などになることを防ぐ可能性が高まります・・・
当院では、口腔機能発達不全症の指導・訓練から始めます。お子さまの歯並びが気になりだしたら、いつでもご相談ください。
歯並びが悪くなる原因の一つに、あごが小さいことがあげられます。そんなケースには、成長を利用してあごを広げる「床矯正」が向いています。取り外しのできる装置を使ってあごを広げ、永久歯が並ぶのに十分なスペースをつくります。
また、口周りの筋肉の動かし方も歯並びに影響することが分かってきました。そんなお口の筋力にアプローチするのが「マウスピース型矯正歯科装置による口腔(こうくう)機能訓練」です。やわらかいマウスピースを日中最低1時間と、寝ている間に装着することで、筋肉や舌のクセ改善を促します。
インプラント
インプラントは「入れ歯」「ブリッジ」に代わる、失った歯を補うための治療です。入れ歯と比べると・・・
天然の歯に近い使用感を得ることができます。1984年からインプラントに関わってきたことと、さまざまな治療機器とが、当院の強みです。
インプラントの土台はあごの骨と結合しやすいチタンでできています。また、歯の部分には天然歯に近い質感を持つジルコニアが使われています。この二つの素材が、歯があったときに近い噛み心地と見た目とを再現してくれるのです。固定のための骨が足りない方には「自己血由来血小板を利用した骨及び軟組織の再生医療」や「ソケットリフト」を提供することもできます。
さらに歯科用CTや血液の遠心分離機、手術の際に使う切削機器など、治療に必要な機材は院内で完結できるように揃えました。これらの選択肢や治療機器を活用し、よりよい治療の実現を目指します。
審美治療
歯の美しさに重点を置きつつ、噛み合わせや噛み心地といった機能を整えることを目的とした診療です。具体的には・・・
銀歯を天然歯に近い質感のものに替えたり、欠けた前歯やすきっ歯を修復したりといった治療が提供できます。カウンセリングをご希望の方はぜひお申し付けください。
銀色のつめ物・かぶせ物は金属アレルギーの原因となりえるものであり、皮膚のかゆみやかぶれを起こすことがあります。そのため当院は、セラミックをはじめとする金属以外の素材も取り扱っています。
とはいえ、お口の中にどれくらい金属が入っているのかご存じでない方もいらっしゃるでしょう。まずはスタッフが患者さまのお口の現状をこまやかにお伝えします。その際には提供可能な治療、それぞれの利点・欠点、かかる費用について詳しいお話をさせていただきます。資料の一部はお持ち帰りいただけるので、じっくり検討したうえで納得できるものを選んでください。
妊婦健診
当院は妊娠中の方向けの「妊婦歯科健診」や、虫歯の治療も行っています。妊娠中はホルモンバランスが崩れやすく、お口の健康維持が難しい時期でもあります。生まれてくるお子さまのためにもまずは・・・
お母さまがお口の中を整えておきましょう。
当院は入口に段差がないので、妊娠中の方やお子さま連れの方でも通院しやすいと思います。お子さまの治療だけを希望される場合はもちろん、親御さまとお子さまを同じ時間帯に診ることも可能です。
通院を始めるのに「早すぎる」ということはありません。お母さまをはじめとするご家族のお口の健康や知識が、赤ちゃんのお口を健やかに育てることに役立つのです。歯周病は早期・低体重児出産のリスクファクターとなる可能性が示唆されています。お子さまがお腹にいるうちからできることはあります。
他にも、生まれてくる赤ちゃんのお口の中の指導や、夜なき指導もしています。少しでも気になることがあれば、なんでもお気兼ねなくおっしゃってみてください。
予防診療・クリーニング
どんなにしっかり歯を磨いていても、磨き残しはできてしまうものです。ご自身で行うケアには限界があるからこそ・・・
当院は定期的にクリーニングを受けることの大切さをお伝えしています。磨き残しを減らし、病気にかかりにくい健康的なお口を維持しましょう。
来院時には歯科衛生士が専用の機器を使い、歯と歯茎の間、歯の隙間など、普段のブラッシングでは落としにくい箇所の汚れまでしっかり除去します。汚れが落ちて細菌の数が減れば、虫歯・歯周病にかかるリスクも下げられます。
虫歯・歯周病は治療できる病気ですが、再発しやすいうえに、治療を繰り返すたびに歯にはダメージが蓄積されていきます。つまり、予防に取り組んで病気の発症リスクそのものを下げることこそが大切なのです。
定期健診
治療を終えた方には1〜6ヶ月に1回の定期健診をご案内します。来院時にはお口の健康維持のために必要な・・・
「歯面のクリーニング」「ブラッシング指導」「噛み合わせのチェック」などを一連の流れで行います。大切な歯を病気から守るために、定期健診を賢く利用してください。
さらに、その結果を踏まえたうえでのブラッシング指導、噛み合わせのチェック、生活習慣へのアドバイスなどが続きます。定期健診のメニューを終えた後には、お口の中がすっきりしたのを実感していただけると思います。
万が一、虫歯や歯周病にかかってしまっても、定期健診に通っていれば早期発見・早期治療ができます。処置自体もシンプルな内容で済むので、かかる金銭的・身体的負担も少なく抑えられるはずです。